B-CASカードについて

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目次

B-CASカードとは?

デジタル放送は、全て暗号化されており、視聴するためには、復号化する必要がある。
復号化するためのキー情報が入っているカードがB-CASカードである。
あくまでも復号化情報を提供するカードであり、それ以上のものでは無い。
中には、勘違いしている人も居るようだが、ダビング10やコピー不可とは何の関係も無い。

B-CASカードの種類

実際には、目的や用途により10数種類あるが、通常コンシューマがお目にかかれるのは、このうち数種類となる。(機能で大別するなら2種類)
後は、業務用だったり、機器に内包されたりするため、滅多にお目にかかることは無い。
大まかに分けると

  • 青カード:以下の2種類有る
    • 「地上デジタル専用B-CASカード」:通常の名刺サイズのカード
    • 「地上デジタルminiB-CASカード」:SDカード位の大きさのカード
  • 赤カード - 一口に赤カードと言っても実際は以下の3種類ある
    • 「BS 110度CS 地上デジタル共用B-CASカード」:一般的に赤カードと呼ばれる物
    • 「BSデジタルCCI及び地上デジタル対応マーク付きB-CASカード」
    • 「BSデジタル用B-CASカード」

この他に、2011/4より「BS 110度CS 地上デジタル共用miniB-CASカード」が追加される。
通常のB-CASカードとminiB-CASカードの違いは、カードサイズのみで提供されるサービスは同一となっている。
但し、変換アダプターは存在せず、それぞれで専用のカードスロットが必要となるので注意が必要となる。
つまり、サービスは互換性があるが、物理的な互換性は無いと言うことなので、両者は別物と考えた方が良い。
その他に、CS放送などの有料放送を視聴するには赤カードを使うが、有料放送の視聴には課金情報が登録されている必要が有る。
なので課金情報が無いと、有料放送を視聴することは出来ない。
勿論、CS放送でも無料放送であれば、未契約の赤カードでも視聴することが可能。
課金情報を登録するには、スカパーe2などと契約して、電源入れて放置していると衛星メールなるものが送られて登録されるらしい。
当方、PT2とかなので衛星メールを見ることが出来ないのでどんなものかは知らないけれど。(^^;
衛星メールを見ることは出来ずとも、視聴は出来るのでPT2とかでも心配する必要は無い。
どうしても見たければ、通常のCSデジタルチューナーにカードを挿入すると見られるらしい。(私はやった事無いけれど。)

B-CASカードの入手について

新品で機器を購入すると、必要数が必ず付属している。[1]
但し、機器には、挿入されておらずパックされた状態で同梱されており、購入者が自分で挿入する必要が有る。
中古品の場合は、通常添付されない事になっている。
中古品に添付されていないのは、B-CASカードのライセンス形式による物とのことだ。
B-CASカードのライセンス対象が機器ではなくあくまでもその機器を購入し利用する人物への貸与となるため。
そのため、中古で売却する場合は、B-CASカードをつけてはならない事になっている。[2]
では、B-CASカードが付かない中古品を購入した場合は、どうすればよいのか?
一番手っ取り早いのは、カード付きの新品買って、カードだけ抜いて機械は売り飛ばす!(ってこれじゃ本末転倒だわ。(^^;)
まぁ、バカな話は置いておいて正規の方法でB-CASに対して、再発行依頼をする事になる。
但し、発行手数料ははっきり言って暴利を貪っているといいレベル。
原価数百円程度のカードを2,000円で発行している。
と言っても、これが無ければTVを見られないので、仕方ないだろう。(独占企業だし。)
ちなみに再発行の理由としては、

  • 中古機器を購入したが付いていなかった
  • カードを壊してしまった[3]
  • カードを紛失した[4]

etc.
で、発行してもらえるが、最近は、非認定機器対策の為か使用機種を聞かれるので、その時に、

  • friioで使いたい
  • PT1/PT2で使いたい
  • PX-S3U/PX-W3PE

等の元々添付されていない機器(=非認定機器)を言ってしまったら発行してくれない。(FAQにも記載されている)
なのでこの場合はどうすれば良いか?は、自分で考えて欲しい。[5]
ちなみに私が機器名を聞かれたときは、xx社のxx(シリーズ名)だけで済んだ。(今はどうだか知らんけど、2010/1はこれでいけた。)
以前ネットで見た弁護士の見解によると、嘘付いて発行してもらっても詐欺などの罪には、問え無いだろうって事らしい。
でもまぁ、厳密には使用規約がなるものが存在するので契約違反にはなりそうな気もするけどね。
あと、あくまでもこのカードは、貸与されるだけであって売却ではないって事を忘れとりゃせんだろうかねぇ?
とは言っても、これについて調査して、検挙と言うところまでは出来んでしょうなぁ。(見せしめ位は有るかも知れんが。)
実際に「誰にも被害を与えていない。」わけだしね。[6]
表向き費用負担などを強いられる各メーカへの対面もあるので、対策をとか言ってるだけのような気がする。
あと、あくまでも再発行なので、「予備に」とか言う理由は難しいかもしれない。
非認定機器対策もあるので。
何れにせよ、再発行の手続きを行うには、

  1. B-CASのサイトにある各種お手続き[一般向けカード]にアクセス
  2. 該当するカードの「各種お手続き」ところクリック

すると出てくるので後は書いてある指示に従うと良い。
でも、電話だと確かに到着は早いんだけどね。(確か、1週間かからんかったと思う。)
ナビダイヤルの0570にかける必要が有る上に決して安く無い課金の割にやたらと待たされ、申請が終るまでに早くても10分以上は掛かるんだよなぁ。
特に社会人が多いからだと思うが、週末の土曜ともなると...。
ちなみに10分で終ったとして、電話代が3分10円なんで40円、課金が1分10円なんで100円の合計140円は掛かる。(ケチくさ!(^^;)
郵送での依頼の方が腹が立たないんじゃないかな?日数は掛かるけど。
なお、カードの登録誘導も有るけれど、カードを登録する必要は全く無い。
不必要に個人情報を開示したいのなら登録しても構わないけどね。
でも、カード手放す際には、情報消去をきちんとしないと大変な事になるかもよ?
このほかの入手方法として、良いか悪いかは別として、アングラ系のショップへ行くとたま~に売っていることがある。
足元見てる分妙に高くて、いまだとカードの種類にもよるけど、3~5,000円程度はするようだが。
以前は、\2,000.-でってとこも有ったんだけどそこら辺りは、今は扱っていない。(何か大人の事情が有ったんでしょ。)
あと、ヤフオクでこの辺の極秘情報って事で、\1,000.-くらいだったかで売ってる輩もいる。
しかし、こんな物は極秘情報でも何でも無い一般情報なのでこういう手合いには騙されんように注意しよう。
教えてくれる内容もどうせ上で私が書いている内容と大差無い筈なので。
まぁ、上では、バカな話と書いたが、新品機器を購入してカード抜いてうっぱらうのもまんざら無しじゃないかもよ?
もしアウトレットなどでやす~く正規の新品チューナーを入手して、本体のみを中古屋やネットオークションでそれなりで売れればね。

黒いB-CASカードって何よ?

よく、ヤフオク等で信じられない値段で取引されてるけど、B-CAS 黒(業務用)とかって言うタイトルで。
さて、これは一体何なのか?なんか業務用と言う事で特別な存在のようにも見えるよね。
実際のところ、これは通常の赤カードと全く同一の機能しか持たないとの事だ。(そのままでは、地デジ、BS、CSの無料放送のみ視聴可能。)
ただし、黒カードを使って個人が、スカパーe2等の有料放送の契約は出来ないらしい。
つまりは、実は赤カードより劣るカードだと言える。(下記の如く青カードでも実は無料分の衛星放送は視聴できるので青と同レベルとも言える。)
どうも、高値で取引されている理由は、WOWOWやスカパーとかが見放題と言うのが目的のようだけどね...。
(出品者は、こんな事一言も書いていないので、入札者の勝手な思い込み。)
そう言えば、以前ばおーや兎等でも普通に売ってたなぁ、今は見かけること無いけど。
余禄として、有料放送を無制限で見放題に出来るカードってのが実際には存在している。
一般には、まず見かけることも無いし、アングラにも流れて来る事もまず無いはず。(流しても意味無いので。)
「有料放送デモ用B-CASカード」と言う黄色いカードがそれだ。(画像はWikipedia辺りを参照のこと。)
このカードを所持所有できる人ってかなり限定されており、管理も厳重で、紛失とかするとすぐに無効カードにされてしまうそうだ。[7]
もし、流出した物を、入手したとしてもその時には、既に使えなくなっているはずでこんな物に無駄な出費をするのははっきり言って馬鹿だ。
有料放送を見たかったら、素直に正規の赤カードを入手しお金払って見る事だ。
黄色カードは、コレクション以外での意味は全く無いので、そういう趣味が無ければ手を出すべきではない。
そうそう、赤カードがたくさん有ればWOWOWは、見放題に出来るらしいってのを聞いた事がある。(真偽の程は実践して無いので不明)
まだ1度もWOWOWに接続した事が無いカードでWOWOWに繋ぐとその時点から、1週間だけ無料で視聴できるのは知ってるかと思う。
無料期間を過ぎたら、契約しなくちゃ見られなくなるけれど、何でもその接続情報が1年しか持たないと言う事らしい。
つまり、無料期間が1週間なので53枚(1年は52週と1日か2日なので)有れば、永久に見放題って事に出来るって事だそうだ。
しかし、ちょっと待て?仮にこれが本当だとして、B-CASカードの発行手数料は1枚\2,000.-もする。
必要なカード枚数が53枚なので、取得費用は\106,000.-も掛かる事になる。(^^;
そもそも、こんなに再発行申請をしてたら不審にしか思われないだろうと言うのは想像に難くない。
下手すると転売目的では?って事で発行停止される可能性もあるんじゃないだろうか?(その上で無効カードにされたら...。)
無事入手できたとしても、毎週毎週差替えする必要が有るので、抜き差しする事のカードへのストレスも気になる。(ついでに順番も有るか。)
WOWOWの月額視聴料は\2,415.-なのであんまりメリット無い気がする。(カードが破損したらその時点でまた\2,000.-だしねぇ。(^^;)
最初の月と翌月は、\945.-(ネットで申し込むと660円になる)なので、1年目が\26,040.-で2年目以降が\28,980.-だ。
元を取るには、少なくとも4年くらい(正確には3年8ヶ月)掛かる事になるし、見たいなら、素直に契約した方が良い気がする。
ちなみに私は、WOWOWを無料期間の1週間だけしか視聴しなかった。(しかもその間で残ってる物って...。)
そう言えば、今使ってるカードって去年の2月にWOWOWに繋いだら見られたんで何で?と思って調べたらそう言う事だったんだよなぁ。
そろそろ1年経つから、また見られる様になってるかな?でも、見たいものは別にないんだけどね。w

青カードでも衛星放送を視聴出来るらしい

赤カードを使わずとも、青カードでもBSやCSの無料放送だけならば視聴することは出来るようだ。
ネットで別件で検索している時(PX-S3Uの情報探し中)にとある記事にそんな事が記載されているのを見かけた。
(一応、青カードも持っているが、現実にCS契約した赤カードを持ってるので、無駄だし面倒だしで試すまではしていない。)
と言うことは、単に色で種類分けをしてるだけって事なのかね?(無駄だねぇ~。)
まぁ、所詮は、単なる暗号キーを提供するだけのカードだし、そんな事も有るのかもね。
と言っても、その記事中では、当然の如くWOWOWやスカパーなどの有料契約は赤カードで無ければ出来ないのでその繋ぎで一時的に使ったと書いてあったが。
この事から、推測すると赤≧青=黒って感じだろうか?

B-CASカードを使う上での制限

なんでも、公式には、1枚のカードで使えるのは2チューナーまでという制限があるらしい。
しかし、これはあくまでもB-CASカードの発行数を増やしたいと言う思惑が働いているからじゃないかと思う。
技術的には、もっと多くのチューナーで共用が出来るようだが、使用する機器の問題だと思うが、実質8チューナー程度が限度らしい。
ちなみにカード情報をチューナー以外で使う場合もチューナー数としてカウントされるので注意が必要。
例えば、復号漏れファイルを復号する際にMulti2Dec等を使う場合とかも復号にはB-CASカードの情報を使うので1チューナにカウントされる。
ところで、friioのCASサーバは、どう言う方式を取っているんだろうね?
ここにアクセスするfriioの数は、数百程度のオーダーではありえないと思うしね。
それ以前に現在でも白黒共に\19,800.-だし、サービスは悪いし、壊れやすいしの3拍子が揃ってるのに、未だに買ってる人っているのかな?
他の選択肢(しかも安くて安定してサービスも良い)が有るのにわざわざfriioを選択する意味は無いような気がする。
おっと、話がそれてしまった。(^^;

B-CASカードを使うには?

一番多いのは、当然の如くTVやチューナー等の受信機への内蔵だろう。
その他にも、PT1などのように内蔵できない機器への対策として、カードリーダを使う場合も有る。
この場合、使用可能なカードリーダは、「公的個人認証サービス」などで使われる方式の物となる。
仕様的には、「接触式」で「ISO7816 準拠 ICカード」に対応した物となる。
同じ様な「公的個人認証サービス」用で有っても、「非接触式のFeriCa」用などもあり、こちらは使えないので要注意。
殆どのカードリーダは、32/64bit版Windows両方に対応している。
しかし、中には日立製のカードリーダのように32bit版のWindowsでしか使えない物もあるので64bit版の環境で使う場合は注意が必要。
その他、シャープ製のカードリーダのように仕様的には対応していてもB-CASカードが読めない物も存在するので同様に注意が必要。
ネットで情報を検索すると良いと思うが、代表的なものとしては、「SCR3310-NTTcom」[8]等がある。
普通に入手可能なものは、USB接続が殆どらしいので大丈夫らしいが、他の物も有るらしいのでこちらも要注意。
まぁ、見たことは無いけど妙に安いとか高い場合は、よく調べて方が良いでしょう。(パラレルだったかのがあったような気がする。)
USB接続型ならば、Windows(XP SP3以降)を使用すれば、特に別途ドライバの導入は不要で標準ドライバで認識させる事が出来る。
なお、個人的に確認した限りでは、外付けのminiB-CASカードに対応したカードリーダはまだ無いようだ。


  1. 内蔵チューナー数により1枚とは限らない。8チャンネル同時受信録画が可能なREGZAは6枚使うらしい。
  2. とは言っても中古商品に堂々と「B-CAS付き」と書いてある場合が良く見受けられるが。
  3. 多くの場合、通常サイズのカードは機器から大きくはみ出てるので壊れやすいのかも?
  4. でも、どう管理したら、紛失するんだろう?通常は機器に入っているはずなんだから。
  5. まぁ、何と言うか、この辺は大人の事情で察する事。(爆)
  6. 実際、ビーキャスは、カード発行手数料と言う莫大な利益を得ている。
  7. 無効カードなので全ての放送が視聴不可になると思う。
  8. 迷ったらこれ!ってくらい定評がある。
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